まぁるい世界。

継続は力なり。

長い長い間、続けられて来た日々の営み。
「農」という自然との対話から成り立っていた私たちの世界。
産業という大きな大きな出来事が真っ黒い煙や汚水の様に
私たちの心まで真っ黒にして目隠しをしている。

工場の中で繰り広げられる継続は自然とお話なんかしない。

空の下に広がる広大な畑にも
アマゾンの密林の中でだって
目隠しをされた真っ黒な心には自然との会話はない。

夢物語かもしれないけれど
オーガニックの物しか生産しなくなったら
真っ黒な心は居なくなって
真っ青な空と真っ白な空の下には
沢山の会話が生まれるのではないだろうか。
そうしたら家畜と言われる動物とも会話が生まれる。
国の自給自足が当たり前になる。
助け合いが生まれる。
空気や空が綺麗だと皆もうれしい。
今、戦争をしている人達も
真っ黒な心が透明になって
笑顔が戻ったら
土に触れてみたくなるはず。

争いが無い土地には花が咲く。

砂漠は皆のからからの心。
心が潤えば砂漠もオアシスに変わるはず。

森の中では木を切るのではなく
木と抱き合うはず。

沢山の田畑が使われないままになっているはず。
沢山の土地が都市部以外にはあるはず。

お庭があって少しでも自給自足出来たら
それってとっても幸せで安心な
きっとずっと皆が繰り返して来た生活。

笑顔が溢れる
青空みたいな心の
どこの国の人々も
皆つながってずっとつながっていく。
ずっとずっと。


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